2007-01-01から1年間の記事一覧

古い文章のリライト

ことの起こりは立花隆の長い名前の本だった、冒頭に「ハエとハエとり壺」という本の話がでてくる。それを読んでみたい、と思った。幸い、県立図書館の蔵書だったから借りて読み始めた。しかし途中で、誤訳ではないだろうと思うものの、日本語としては意味不…

クリスマス・イブに

寂れた地方都市の、それも郊外に住んでいると、東京のように華やかなクリスマス気分というのは味わえない。それでも公園にクリスマスツリーが輝いて、ふだんは結婚式場でしかないチャペルが光に包まれれば、それなりに季節を感じることができる。そして都会…

1ヶ月後の検診

昨日、退院1ヶ月(+1週間)の検診に、放医研に行ってきました。まあ、お話をして、気になる症状が出ていないか、今後のケアはどうするか(PSAの値の変化予測など)を話しただけでしたが。 退院後1ヶ月の様子を書きます。 いわゆる血尿、血便の類はあ…

退院から2週間

気の早い女房の指図による、お見舞いいただいた皆様への「快気祝い」配りも一段落。会社にも何度か顔を出し、その後の資金繰りをたずねてみる。まあ、聞かなきゃよかったような話で。 治療の実際について。 というか、まあ、この病院にたどりつくまでのいき…

放射線医学総合研究所(放医研)

標題の研究所(独立行政法人)に附属する重粒子医科学センター附属病院に、9月4日から10月3日まで入院し、16回の重粒子照射を受けた。前立腺ガンの治療です。http://www.nirs.go.jp/index.html ここは決して前立腺ガン治療専門ではないのですが、重粒…

キリストとエジプト

去年だか今年のはじめだったか、岸田秀が「黒いアテナ」を紹介した本(「嘘だらけのヨーロッパ製世界史」)を読んでいて、エジプト文明が、地中海文明やユダヤ教文明のルーツらしいという議論があることを知った。 そういえば「黒いアテナ」の推薦文を書いて…

会社でお仕事・・・

試験の発表や、入院治療が済むまでは転職もままならない。そこで会社に戻って、様子を見る。予想通りの金欠状態で、あちこちに迷惑をかけながら、その日暮らしで運転されている。一応、資金繰り担当からは降りているので、直接、業者や役所からお叱言を聞か…

論文式試験終了と「幻の公衆」

一昨日、昨日と早稲田大学で、旧司法試験論文式試験を受験してきた。以前と比べて、問題が易しくなっている気がする。さりとて、自分がよくできた、とまでは言えないが。 試験中は台風があり、地震がありで大変だった。台風で初日は、教室で食事をさせていた…

短答式に合格していた

6月7日。16:30ジャストに法務省HPにすんなり入れた。番号あった。 その日はともかく、翌日に正解やら、合格点やら、合格率を調べて、あ然とした。 例の憲法No2は、大方の予想を裏切り、正解は5だった。 結果、おいらは47点。でもって、合格最低点は47点。 …

この頃のこと

3月26日に友人のNこと莅戸正人が亡くなった。49歳。食道ガンから肺に転移。葬儀は、小中学校の同級生を中心に、なつかしい顔がそろった。わたし自身にとっても「同級生たち」な訳で、いろいろな印象やら感想をもった。まあ、お互い様ではありましょう…

友が危ない、との知らせ

去年、ステージ4の食道ガンと診断された友達のNの容態は急変したらしい。3週間前に会った時は、まだしっかりしていたのだが。ガンセンターで、もはや「ガン治療」としての手段はない、と宣告されたのが、先週の金曜。それから2〜3日。つくづく人間は気…

前立腺がん、だった・・

昨日、去年の生検の結果を聞いた。クロ、だった。10人に1人のほうに入っていた。 というわけで、きょうは転移の有無を調べるために、CTとRIとやらの検査で1日つぶれた。 ちなみに本日、1月11日は亡父の命日。昭和61年(1986年)の今日、父と永訣…