年明けとともに

今年は、行政書士仕事が1件ありました。
弁護士事務所では、あまりの忙しさに、弁護士が週にもう1日の出勤を頼んできました。
そんなわけで、正月から収入増。よかったよかった。もう一息。
けれども本当に仕事がこなしきれない。
昨年から処理が滞っている依頼者もいて、大変申し訳なく思っています。

昨年秋から相談に乗っている方で、法務省に申立を検討している方がいます。
最初の宛名は柳田さん、下書きを直しているうちに、仙石さん。
ほぼ決定稿ができた段階で、内閣改造確実だから少し待て・・。
で、結局江田さん、ですか。
我が国の行く末に不安を覚えざるを得ません。

で、今年最初に読んだヘンな本のご紹介。

古代史犯罪―邪馬台国論争と「バカの壁」

古代史犯罪―邪馬台国論争と「バカの壁」

この人の主張自体は、実はさほどトンデモでもない。
「倭」が日本列島(九州)に限定されていないというのは
多くの方が言っておられます。
ただ主張の仕方が、お定まりの学会の「閉鎖性」ゆえの
氏の主張が恣意的に抹殺された、風な主張なのが、つらい。
知人にこの方面でアカデミックな経歴をもつ者がいますが、
彼らは意外に柔軟に物事を考えています。
「倭」=「日本」と考えていた方には、
蒙を啓くきっかけになる本だと思いますが、
ビミョーなところです。