ゲゲゲの女房
会社を辞めて、収入が不規則になり、身につまされながら観ています。
で、例の悪書追放の連中ね。あの連中の末路はどうなったんだろう?
なんかねえ、某政党の国会議員やら都議会、市会議員あたりとしてブイブイ言わせたり「ヒョーロンカ」になって荒稼ぎしたんじゃないかなあ。
あの圧力団体がコミチ書房に押し掛ける姿は「悪役」そのものだから、「あれが50年前のわたしだよ」ってカミングアウトするのは度胸がいるでしょうが、その後のお気持ちを聞かせていただきたいものです。
ちなみに、復刻版の鬼太郎夜話とかを読んだ限りでは、たしかに小学生の子供には見せたくない、という気持ちもわからないでもありません。はっきり言って、現在でも水木さんの漫画は苦手だという正直な人も多いのじゃないかな。アニメは別だよ。アニメの「鬼太郎」や「悪魔くん」は、全く別物と考えたほうがいい。
ただね、それなら自分の子供に見せなきゃいいんであって、それを糾弾することが「正義だ」と思いこむあたりが、迷惑かつ独善的怪物なんでしょうねえ。
いずれにしても、漫画が「子供の読むもの」から「おとなの鑑賞に耐えられるもの」に変貌する過程での、悲喜劇というか騒動だったのでしょう。わたしは、ネズミ男先生のファンなんですが、ね。
墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))
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