未収録路線名問合せ

 仕事関係はやや改善。来月からは、少しはマシな職場に移れることになりました。自分自身の営業も堂々とできるようになれそうですし、とりあえず、来月は今月よりよくなるでしょう。

 で、特車通行許可関係の話題です。特車経路の中に、国交省のデータベースに採録されていなかったり、採録されていても未調査の部分がでてきたとき、どうするか。ちょっと前だと「999999」という交差点番号を入力して、未収録交差点とか私道などと処理したりしていたらしいです。しかし、今、主にお世話になっている国道事務所さんでは、申請者本人が、該当地域の市役所や役場に問い合わせて、路線名や路線番号を記載することを求めています。包括申請で40経路以上を同時申請したりする場合、結構な手間がかかります。

 とは言っても、私はこの仕事が案外嫌いじゃありません。各地方のご担当者様に電話をかけ、多くの場合、知りたい路線にマークした地図をファクスしたり、メールしたりして教えていただきますが、その際のご対応に土地ぶりや、お人柄が感じられて、興味がつきません。

 お見事だったのは名古屋市でした。HP上に設置された検索システムで市道名等が一発判明します。ついでに、通れるかどうかも、大方見当がつきます。河村たかし市長(の時代にできたシステムかどうかは知らないけど)の言うとおり、名古屋はドエリャーと思いました。

 逆に今のところ、ワーストなのは北九州市です。すごいよ、ここは。市道の路線名を知りたければ市役所まで見に来いということです。電話では答えていないそうです。関東地方から福岡まで行ってられないんだけどね。日本全国、どこでもファクス等で示して教えていただいている、と説明しても駄目。間違いが多いので電話では教えられないんだって。挙句に、国交省には北九州市はこういう制度だ、って言えばいいから、とのお言葉です。理解できない態度です。だったらさあ、インターネットでHPなんか開いとく必要ないんじゃない?

 多くの市役所や村役場、区役所さんなんかでは、お互いに一生懸命に、間違えないように地図をつかったり、最寄りの目的地を説明したりして書面のやりとりをしました。そうして路線を特定した上で、国道事務所が窓口になって個別協議をかけます。北九州市の担当が言うには、どうせ個別協議がかけられるんだから、そのとき教えるそうです。だけどさあ、私の鈍い頭ではよくわからないんだけど、そうやって路線を特定しないまま、協議を通して間接的に道を決めるほうが、間違いは多いような気がしませんか?

 よっぽど市長にメールを出してやろうかと思ったけど、むしろブログに残しておいたほうが、当時の北九州市役所職員の精神構造を知る記録として面白いと思って、ここに記します。

 バカだと思う。