さびついている機能

 心とうらはらにテキトーに流しながら低賃金労働をこなしています。自分で「修業、修業」と言い聞かせながら我慢していたら、またジンマシンが出始めました。正直な身体。
 生きていくのが難しい社会になってきました。元の職場の連中だって、満足な給料をもらっていませんが、辞めても再就職のアテがないので、会社にとどまっているのです。

 お金を稼ぐために悪いことに手を貸す人たちのことを笑えません。正直に真面目にやっていて、生活保護を受けざるを得なくなるとしたら、社会規範なんて守る意味がないのではないかと思います。

 自分の中で眠らせてきた、いろいろな才能や機能を掘り起こして生活の資に充てなければなりませんが、さびついていて使い物にならない機能もあります。今のところ、個人の弱さのみを再認識しています。

 でも自分を信頼していないわけではないのです。嫌な組織、悪いシガラミを離れた自分は、個人の自立という旗を立てて、独立自尊の後半生を築いてみせます。

 まだまだ、力を出しているとは言えません。こんなもんじゃない!わたしの力量は。