ようやく「新居」に

 8月2日(大安)を期して、ややカビくさい「新居」での生活を始めました。お風呂にはいり、寝泊りをしています。
 事務所開設を見越して、インターネットの光回線を移転しなかったため、「新居」ではネットができません。TVは新型を購入したので、夜はきれいな画面で映画でも見よう、と思っていましたが、意外に放映されるものは好みにあいませんね。地上波にいたっては、その時間帯に見たい番組がないことがしばしばあります。自分が年寄りになったせいもあると思います。

 そういえば最近は、youtubeで音楽を聴いていたり、ネットで好きなサイトを読んでいたりすることが多く、昔の「ゴールデンタイム」の番組なんか見ていませんでしたね。夕食の時間にニュースをみて、そこから少し見るだけでした。あとは、録画しておいた映画や古いドラマをみたりするくらい。「事務所」に残そうと思っていたデッキを、つなぐことになりそうです。

 問題は読書及び書き物です。壁一面はともかく、しかるべき書棚がないと、作業がすすまない。

 結局、事務所開設は開設として、ネットも書棚も(そしてビデオデッキも)、「新居」に移すことになりそうです。自分にとって居心地のよい空間は、やはり現実に過ごしている空間を、ほんの少し改善した空間なのかもしれません。

 「方丈記」にあこがれていたとしても、現実にあの暮らし方を強制されたとしたら、自分にとって、それは刑務所に入れられているようなものだと思います。

 でもネットで時間浪費をしてしまうのも事実なので、そこは少し考えなければなりません(ああ、優柔不断)。