20数年ぶりにお話を創ってみた

　今年やりたいことのひとつに「小説をかく」を挙げておいた。そこで先日、本当に久しぶりにストーリーを書いてみた。一応、結末までもっていったのだが、自分でも気に入らないので没。どうも軽い話を書いていても面白くない。
　少し落ち着いて考えてみた。いったい自分は何が書きたかったのだろう。すると、現実の生活の中で出会う人々のさまざまな考え方・生き方について検証してみたかったのではないかと、思い至った。そうなると、お気軽なストーリーではなく、一定の大筋を決めた後に、創作された人物たちに自由に活動させなければならない。
　そう考えたら「魔の山」が思い浮かんだ。俺は１００年ずれているのかなあ。