やや足踏み状態・・

 このところ、会社の仕事がハード気味で、アフターファイブにほとんど何もできない。休日も結婚式があったり、家人の病気関係や、中古住宅の清掃・整備に時間がとられてしまう。

 行政書士開業には、事務所の設置が必須なので、中古住宅整備はその準備ともいえるのだけれども、家具や什器類を残したままの買取りだったことで、周囲の「もったいない」「まだ使える」「なんでも捨てるのはよくない」という「意見」に、手足を縛られている状態が続く。

 「議論好きなインド人」(途中挫折中)からの絡みで、「バガヴァッド・ギーターの世界」を読んだ。

バガヴァッド・ギーターの世界―ヒンドゥー教の救済 (ちくま学芸文庫)

バガヴァッド・ギーターの世界―ヒンドゥー教の救済 (ちくま学芸文庫)

 昼食時には、マルクス・アウレリウスの「自省録」(神谷美恵子翻訳版)を読むことが多い。

自省録 (岩波文庫)

自省録 (岩波文庫)

 これらの本を読んで、自分の生活を考えてみる。

 そして、会社で嫌なことが多いので(まあ、辞める予定を中止した自分が悪いのだけど)、なんとか後半生を充実させられるよう頑張らなければならないと思う。この場合、これらの本の趣旨との整合性に疑問を持たれる方がいたら、それは読みが浅い、と思う。

 上の2冊は、ウンザリする世の中だけど、自分と全宇宙の関係を考察することで、そのウンザリ感を乗り越えようとする試みだと思います。だから、これを読んで頑張る気になるのは、通常の「頑張り方」とは違うかもしれないけれど、そんなに的はずれではないのです。

 静かに頑張ろう。