友人の父が死んで

親友の父親が急死した。年齢的には不足はないのだが、特に病んでいたわけではなく、家族が外出から戻ったら、布団の中で冷たくなっていたのだそうな。
 それを聞かされた後に、昔の仲間たちに連絡。そこでの感想。
要は、皆、場慣れしてきたなあ、ということ。義理をわきまえて対処する者、最近はつきあいがないことを理由に、連絡すべきか迷う者、遠くから通夜に駆けつけてくる者。いずれにしても、学生の頃に友の親が死んで、葬式にとまどった姿はない。

 それでいいのだと思う。思うのだが。

 常識的だという理由で、森茉莉ロイ・ジェームスの悪口を書いていたのを思い出した。