もう1枚のモナリザ

 昨夜の放送を録画しておき、今朝観た。なるほどね、モナリザマグダラのマリアだったと。モナリザに描かれた婦人像は娼婦の特徴を示しているって。でもさあ、今回見つかったという「ジョコンダ夫人」の肖像画も、少なくとも衣装や風情はルーブルのそれと変わらないように思えますが、ジョコンダ夫人て娼婦だったのですか。それから番組のナレーションが、ほとんど川口弘の探検隊のノリだったのが、怪しくていいね。それにマグダラのマリアがキリストの子供を妊娠していたということが、ローマ教会の秘密で、シオン修道会がその秘密を守り、挙句にローマ教会をゆすったんだと。ビクトル・ユーゴージャン・コクトードビュッシーも、その秘密修道会の総長だったんだと。なんかね、たま出版の韮沢さんの顔を思い出してしまったね。せっかく見つかった「もう1枚のモナリザ」が本物っぽいのに、ローマ教会をゆすった話はやめときゃよかったのに、と思う。シオン修道会ばなしは、ガセだと思うよ。