愛知万博に行ってきた

kazegakusi2005-09-06

 9月2日3日と泊りがけで、愛地球博へ行ってきた。2日目は、開会以来最高の25万人弱の入場者数だったとか。はっきりいって、ほとんど疲れに行っただけだった。
 1日目に入った、並ばずに入れるパビリオンは、やはり、誰も並ばないのが当然のようなものが多かった。主にアジアゾーンを見て回った。イエメン館など、路上のアクセサリー屋のようだった。閉幕間近なので、物産をバーゲンしているという噂もあったが、もともとの価格設定が吹っかけてあるため(値引きを予定している)、多少の値引きをしても高すぎる品物が多くて、とても土産になんか買えるものではない。

 印象がよかったのは、スリランカ館のダンス。北欧館の樹木の香り。メキシコ館も予想外に素敵だった。アフリカ共同館では、アウストラロピテクスやジンジャントロプスの骨格化石を見られた。マンモスなんかより感動的なのに。アフリカは満員なのに行列をさせずに、どんどんパビリオンに入れていた。かえって興奮してよかった。

 キッコロゴンドラも乗れず、路面電車も乗れず。ひたすら歩いた。よく歩いた。

 ワールドレストランは、単なる縁日のジャンクフード屋台だった。しかたがないので、高いトルコ料理を食べた(実は、高くもない。費用対効果は、こちらがワールドレストランの何倍もよい、と思う)。

 企業パビリオンはどこも超満員の150分待ちから300分待ち。そんなに素晴らしいものなら、なぜ期間限定にするのか。いやいや、限定ゆえに値打ちがあるように見えるのだろう。

 万博って、大規模な学園祭なんだ。どこまで行ってもオリンピックが運動会に過ぎないように。