今年も最低点、でも合格v

 旧司法試験短答式の合格発表。合格点は、結局46点でした。合格者数は1600ちょっと。倍率は実に11倍以上。とんでもない試験だよ、本当に。

 これでこの後、7月に二日かけて論文式試験。ここでも6倍から8倍程度の予想。

 NETやギョーカイでは、合格点47という説が直前で流れて、ここ1〜2日、勉強が手につかなかった。

 きょうも発表をネットで見る間、血圧急上昇という感じで、ほとんど気絶しそうな感じだった。結果オーライで、思わず腰が抜けそうになりました。

 もっとも、その間もシビアな会社の状況、業者や得意先の与信管理などの業務をこなしていたのは流石ではある、と自分で自分をほめる(誰もほめてくれないから)。

 来週は強制執行かけた銀行預金を下ろしたり、動いてくれない大先生と談判したり、という仕事が待っている。はっきり言って試験なんかよりよっぽど大変なんだけど、でも答案書きの評価はよくないのだ。勝訴判決をとり続けているのになあ。

 頑張って勉強して成果を残そう。

 それにしてもこんな試験制度にしてしまった役人や学者連中には、ものすごく腹が立つ。択一試験の1点差は大きい。しかし足切り試験の倍率が10倍を超えているのが合理的だといえるのか。こんなもの、宝くじと一緒で、能力を公正に見る試験とはいえないのではないか。

 今回失敗された受験生に、深く深く同情するとともに、自分の運を大事に本試験を受験します。